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CT検査のご案内

CT検査のご案内

当院のCT装置は、16列の検出器を有することで一度に16枚の画像(マルチスライス)を得ることが可能となり、広範囲を短時間で撮影できるようになりました。
また、通常の輪切り画像だけでなく、三次元画像や輪切り以外の詳細な断面の表示も可能になりました。

さらに最新の被ばく低減技術(AIDR3D)によって、患者さまの被ばくを最大で約62%も低減でき、その被ばく低減技術を使用した、大腸CT(CTC)や体脂肪測定、肺の機能評価など、これまで以上に患者さまに優しい、多くの検査を提供できます。

● CT検査一覧

検査名 内 容 検査時間 備 考
1.単純CT検査 頭部、胸部、腹部など
通常のCT検査です
15分 特にありません
2.造影CT検査 造影剤(ヨード)を使用した
CT検査です
30分 予約、前処置などが必要です
3.大腸CT 大腸に炭酸ガスを注入して
CTを撮影する検査です
30分 予約、前処置などが必要です
4.肺機能評価検査 胸部(肺)のCT検査を行い、
機能を評価します
15分 特にありません。
5.内臓脂肪測定 お腹のCT検査を行い、
内臓脂肪を評価します
15分 特にありません。
6.骨3DCT 骨のCT検査を行い、
3D画像を作成し評価します
15分 特にありません。

※ 検査時間はあくまで目安となります。

※ 造影CT、大腸CT、骨3DCTは、画像が完成するまでに30分~の時間が必要とます。ご了承ください。

1.単純CT検査

通常のCT検査です。頭部、胸部、腹部などの輪切りの画像を撮影して診断します。
その他、必要に応じて多の断面も表示します。予約や検査の準備などは特に必要ありませんが、腹部(お腹)の検査に関しては、食事を抜いてお越しください。

  • 頭部CT画像
    頭部CT画像
  • 胸部CT画像
    胸部CT画像
  • 腹部CT画像
    腹部CT画像

2.造影CT検査

造影CT検査とは、造影剤といわれるお薬を使用して行う検査です。(造影剤を使わない
『単純CT検査』に加えてより正確な診断をするために行われる検査です)
造影CT検査は前処置が必要となりますので、詳しくは当院職員までお尋ねください。

● 造影剤について

・使用量は通常100mLで自動注入器と呼ばれる機会を使って30秒から1分くらいの時間で注入します。現在は非イオン性ヨード剤といわれる薬を用い通常は腕の静脈から注射します。

・現在使用されている造影剤は比較的副作用の少ない薬ですが、まれに発疹や吐き気など
の症状が現れることがあります。

・造影剤は腎臓から尿となって排泄されます。(通常2時間で約80%、24時間でほぼ全量が排泄されます)

  • 頭部造影CT画像
    頭部造影CT画像
  • 胸部造影CT画像
    胸部造影CT画像
  • 腹部造影CT画像
    腹部造影CT画像
  • 脳血管3D画像
    脳血管3D画像
  • 胸部大動脈3D画像
    胸部3DCT画像
  • 腹部大動脈3D画像
    腹部大動脈3D画像

※ 造影剤使用にあたっての注意事項(以下の項目に該当する方は注意が必要です)

・以前に造影剤を使用した検査で気分が悪くなった方

・喘息(ぜんそく)の治療を受けておられる方

・食物や薬にアレルギーのある方

・心臓、腎臓、甲状腺の病気の方。糖尿病や高血圧の治療中の方

・妊娠または妊娠の可能性のある方

・心臓ペースメーカーの植え込みをされている方

3.大腸CT(CTC:CT Colonography)

大腸CT検査とは、大腸3D-CT検査、大腸コロノグラフィ検査などと呼ばれる新しい検査方法です。大腸CT検査は、内視鏡を挿入せずに通常のCTと同じようにCT撮影を行い、内視鏡検査を行ったような大腸の画像を作成し観察する検査です。
具体的には、お尻から炭酸ガスを注入して大腸を膨らませた後にCTを撮影し、3D画像や仮想内視鏡画像からポリープやがんの有無を調べる検査です。このようにCTを利用した大腸検査となりますので、大腸内視鏡検査や注腸検査に抵抗のあった方にも、大腸の検査を行えることができるようになりました。
但し、利点ばかりではなく、詳しく調べる(大腸粘膜の採取やCTで分からない場合など)には、これまでのように大腸内視鏡が必要となりますが、現在ではポリープやがんの有無を調べる検査として注目されています。

  • 仮想内視鏡画像
    仮想内視鏡画像
  • 仮想内視鏡とMPR画像
    MPR画像
  • 大腸3D
    大腸3D

● 大腸CT検査と大腸内視鏡検査の違い

大腸CT 大腸内視鏡

・検査が短時間で終了する。
・内視鏡が挿入できない場合でも検査が
 行える。
・お腹のCT検査と行うので大腸以外の情報も
 把握できる。
・3次元的に観察できるため、大腸全体像や
 多臓器との関係が正確に把握できる。
・直接大腸を観察できるため、
 小さなポリープなどを発見しやすい。
・病変があった時は、大腸の粘膜を採取し、
 検査することができる。
・病変の色や固さの情報が得られる。

・組織検査(大腸粘膜の採取)ができない。
・小さなポリープや平坦な腫瘍が
 分かりにくい。
・実際に見ていないので病変の色や固さの
 情報が得られない。
・検査時に被ばくを伴う。
・検査時に苦痛を伴うことが多い。
・大腸のヒダに隠れている病変は死角となり
 発見しにくい。
・検査できない場合がある。

● 大腸CT検査までに

外来受診(大腸CT検査の説明)

1.検査の説明および検査日の確認(予約)を行います。

2.お食事は、普段どおりの食事かまいませんが、検査2日前から食物繊維の多い食事、こんぶ、ひじきなどの海草類、きのこ類、こんにゃくなどはお控えください。

3.お腹(大腸)の中をきれいにするために以下のものをお持ち帰りいただきます。

・マグコロールP(洗腸液) 一式

・プルゼニド(下剤)2錠

・ガストログラフィン(緩下剤)30ml

・検査食1箱

● 検査前日

外来受診(大腸CT検査の説明)

1.自宅で検査食を食べていただきます(朝、昼、夕)。検査食以外のお食事はご遠慮ください。(水分に制限はありません)

2.夜9時にプルゼニド(下剤)を2錠飲んでください。お腹の中をきれいにしやすくするためにお水をたくさんとってください。

3.洗腸液を作ります。

● 検査当日

外来受診(大腸CT検査の説明)

1.朝9時から自宅で洗腸液を15分おきに200mlずつ洗腸液を飲んでいただきます(味はスポーツドリンク様です)。来院後は、便の状態を確認させていただき、検査となります。

2.お食事は、当日の朝食から絶食となります。また、洗腸液を飲み終わってから検査までは絶飲食となります。(何も飲まないでください)。

3.洗腸液を飲みはじめると約2時間後より便意を催します。お腹(大腸)の中がきれいな状態になると排便が薄黄色になります。

4.午後より当院へお越しください。

※ 分からないことやお困りの際は、当院までお早めにご連絡ください。

● 大腸CT検査当日の流れ

検査内容
来院

1.検査(予約)時間の10分前までにお越しください。

検査前の確認

1.検査前に排便の状態を確認させていただきます。排便の状態によっては追加の処置が必要になる場合がございます。

2.排便状態に問題がなければ、検査着(検査用ガウンと検査用パンツ)に更衣していただきます。

CT検査

1.CTの検査台に横向きに寝ていただき、炭酸ガスを注入するためのチューブを入れます。

2.大腸CT専用の炭酸ガス注入器を使用して、ゆっくりと炭酸ガスを注入していきます。

3.炭酸ガスを注入後、うつ伏せと仰向けの状態でそれぞれを撮影して終了となります。

4.撮影時間は全体で約15分~30分程度となります。

● 検査終了後

当日は検査のみとなります。画像確認には複数の医師と画像を確認するため、大変ご迷惑をお掛けいたしますが、後日改めての結果説明となります。ご了承ください。
検査後は、結果説明日の確認をさせていただき、その後、お会計となります。 また、検査後のお食事等の制限はございませんので、検査後はゆっくりとおくつろぎください。

4.肺機能評価検査

肺機能評価検査とは、胸部(肺)CT画像から肺気腫の度合いを数値で判定する検査です。判定には、ゴダート法(肺気腫病変の程度を示す方法)CTスコアによる肺気腫の自動判定を行います。
また肺機能評価検査は、通常の胸部CTと同じ撮影で評価を行うことができ、検査に関する予約や前処置なども必要なく、簡便な検査となっています。

  • 肺気腫3D画像
    肺気腫3D画像
  • 肺気腫MPR画像
    肺気腫MPR画像
  • レポート画像
    レポート画像

5.内臓脂肪測定検査

メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上となっていますが、腹囲の計測だけでは解らない「かくれ肥満」の方もいるため、腹部(お腹)のCT画像から正確に内臓脂肪を測定する検査を、内臓脂肪測定検査と言います。
メタボリックシンドロームとは、内臓に脂肪が蓄積するタイプの肥満に、高血糖・脂質異常・高血圧という3つの要素が重なった状態であり、放置していると動脈硬化が進み、脳血管障害や心筋梗塞などを引き起こす危険性があります。

  • 内臓脂肪は赤
    内臓脂肪
  • 内臓脂肪測定
    内臓脂肪測定
  • レポート画像
    レポート画像

これらの疾患の原因となる「かくれ肥満」の発見に繋がる『内臓脂肪測定検査』通常の腹部(お腹)CT検査と同様に同じ撮影で評価を行うこともでき、とても簡便な検査となっています。また、検査に関する予約や前処置なども特に必要ありません。

6.骨3DCT検査

骨3D検査では、通常のX線撮影では分からない、はっきりしない骨折などに対してCTでさらに詳しく骨の状態を観察、診断に用いる検査です。
検査は、頭部や胸部、腹部CTと言った通常のCT検査と同様に骨を中心とした撮影を行うことで、詳細な画像を得ることができます。
また、検査に関する予約は前処置なども特に必要ありません。

  • 腰椎3D画像
    腰椎3D画像
  • 腰椎MPR画像
    腰椎MPR画像
  • 手掌3D画像
    手掌3D画像

以上、CT検査では、3次元的に表示する方法や輪切り以外の断面画像など、各種画像表示方法でわかりやすく体内の病気の存在や構造を知るのに有効な検査です。
CT検査に関しまして、さらに詳しい内容や検査についてのお問い合わせなど、気になる点がございましたらお気軽にお尋ねください。

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